目次
キーボードで打ち込んだ文字をPythonのプログラムに入れる方法を説明します。
input関数による文字の入力
文字を入力するにはinput関数という昨日を使います。
inputという文字を記載し、そのあと括弧「()」で囲みます。
input()
input使用例
inputを使って文字を入力する例を書きます。
ソースコード記載例
print("Please Input Character: ")
a = input()
print(a)
ソースコードの説明
1行目では、プログラムを使う人に文字を入力してもらうように「Please Input Character (文字を入力してください)」と出力しています。
次に2行目でinput()を使って入力を待ちます。キーボードから文字が入力されると、変数「a」に文字が入ります。
最後に3行目でprint()を使って入力された文字(変数aに格納された値)を出力しています。
実行結果
先ほどの例を「input.py」というファイルに記載して実行した例を以下に書きます。
キーボードから「TestTestTest」という文字を入力しました。
$ python input.py
Please Input Character:
TestTestTest
TestTestTest
エラーの例
記載ミスをした時のエラーの例を参考までに書いてみます。
括弧記載漏れ
文の最後に括弧を記載するのを忘れてしまった例です。
ソースコード記載例
print("Please Input Character:")
a = input(
print(a)
実行結果
以下の通りSyntaxErrorというエラーが出力されます。SyntaxErrorは構文記載が正しくない場合に出力されます。
$ python input.py
File “input.py”, line 7
^
SyntaxError: unexpected EOF while parsing
スペルミス
inputのスペルを間違って「inpu」としてしまった例です。
ソースコード記載例
print("Please Input Character:")
a = inpu()
print(a)
実行結果
「NameError: name ‘inpu’ is not defined」というエラーがでています。
エラーの意味はinpuという名前は定義されていませんという意味となると思います。
$ python input.py
Please Input Charactor:
Traceback (most recent call last):
File “input.py”, line 2, in <module>
a = inpu()
NameError: name ‘inpu’ is not defined