Pythonで文字を出力してみる

printによる出力

文字を出力するにはprintという関数を使います。

printという文字を入力し、そのあと括弧「()」で囲みます。

print()

この括弧の中に出力したい文字列を入れますが、文字列をダブルクォーテーション「”」で囲みます。文字列はシングルクォーテーション「’」で囲んでもOKです。

"文字列"

以下の図に簡単なイメージを記載します。



print使用例

それでは早速使ってみますが、以下に「Hello World!」という文字列を出力するサンプルコードを記載します。

ソースコード記載例
print("Hello World!")
実行結果

先ほどの例を「hellworld.py」というファイルに記載して実行した例を以下に書きます。

(実行にはターミナルソフト(Macの場合)を使いました。)

$ python hellworld.py

Hello World!

エラーの例

もしうまく動作しない場合は、エラーが出ている可能性があるので、エラー出力をみながら確認していきます。

記載ミスをした時のエラーの例を参考までに書いてみます。

括弧記載漏れ

文の最後に括弧を記載するのを忘れてしまった例です。

ソースコード記載例
print("Hello World!"
実行結果

以下の通りSyntaxErrorというエラーが出力されます。SyntaxErrorは構文記載が正しくない場合に出力されます。

「line 2」はプログラムのどの行でエラーがでたかを示しています。

$ python hellworld.py
File “hellworld.py”, line 2
^
SyntaxError: unexpected EOF while parsing

ダブルクオーテーションが抜けている

文字列をダブルクォーテーションで囲むのを忘れてしまった例です。

ソースコード記載例
print("Hello World!)
実行結果

$ python hellworld.py
File “hellworld.py”,
line 1
print(“Hello World!)
^
SyntaxError: EOL while scanning string literal

動作を確認した環境

  • Mac OS Mojave 10.14.6
  • Python 3.7.4