Pythonを実行してみる

Pythonの実行方法は主に以下の二通りの実行方法があります。

  • Python Shellという対話形式で命令を入力して実行する方法
  • ファイルにプログラムを書いて実行する方法

ちょっとしたプログラムの実行であればPython Shellで実行しますが、ある程度長いプログラムを書く場合はファイルに書いて実行することが多いかと思います。

それぞれの実行方法を以下に書いてみます。

Python Shellを使った対話形式での実行

Python Shellの起動

ターミナルアプリケーションを開きます。(Macの場合)
※Windowsの場合はコマンドプロンプトを開いてください。

以下のようにpythonと入力するとPython Shellが起動します。

$ python
Python 3.7.4 (default, Aug 25 2019, 17:08:13)
[Clang 10.0.1 (clang-1001.0.46.4)] on darwin
Type “help”, “copyright”, “credits” or “license” for more information.
>>>

命令の実行

「>>>」という記号の右側に命令を入れていきます。

ここで試しに文字列を出力してみます。printというコマンドが文字列を出力するコマンドになります。
ここではHello Worldという文字列を出力してみます。

>>> print (“Hello World!”)
Hello World!

Python Shellの終了

終了する場合は、CTRL (コントロール)キーとDキーを同時に押して終了します。

ファイルにプログラムを書いて実行する方法

テキストファイルを新規に作成します。ファイル名の拡張子は「py」とします。

例えばhelloworldというファイル名のテキストファイルを作成する場合、helloworld.pyとなります。

それではテキストファイルに以下の命令を追加してHello World!の文字が出力されるようにてみます。

print("Hello World!")

ファイルを保存したらターミナルアプリケーションを開きます。(Macの場合)
※Windowsの場合はコマンドプロンプトを開いてください。

ターミナルアプリで、プログラムを保存したディレクトリに移動します。

※「cd (スペース) (移動するディレクトリ)」と記載すると移動できます。

例えばプログラムを記載したファイルが「/Users/A-User/Documents」というディレクトリにあった場合は、

以下のようになります。

cd /Users/A-User/Documents

移動したら「ls」というコマンドを入力すると、ディレクトリに保存されたファイルをみることができます。

※Windowsのコマンドプロンプトの場合はlsの代わりに「dir」でファイルをみれます。

ls
hellworld.py

以下のようにpythonというコマンドを入力し、続けて保存したファイル名を指定すると

pythonのプログラムファイルの中に記載された命令が実行されます。

$ python hellworld.py
Hello World!